古都の水辺にはえる桜 京都・嵐山
2009/04/06 16:50:16
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平安のいにしえより、多くの人が訪れ、春には花見、夏は水に遊び、
秋には紅葉を愛で、冬は雪景色を楽しみ、日本人の心とともに歩んだ、
古都・京都。
今回からしばらく、京の都で、桜の名所を歩いてみます。
まずは、嵐山です。渡月橋をはさんで、上流が大堰川(おおいがわ)
下流が桂川(かつらがわ)で、大堰川のさらに上流は、保津川(ほづ
がわ)と言われています。その流域は、林業が盛んで、川を使い、京都
の街へ、木材を運びました。現在、同じコースを船で下ることができ、
「保津川下り」として有名で、夏目漱石の『虞美人草』を始め、水上勉、
三島由紀夫などの作品にも、この川下りが登場します。
嵐山が、その終点にあたります。
さて、この渡月橋、一見、木造の橋に見えますが、欄干だけが木で、
あとは鉄筋コンクリート製、車も通れるんですよ。
この日は快晴で、観光客も多かったのですが、近くのタレントショップ
がにぎやかで、ちょっと雰囲気に合わないかな、と思いました。
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