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哲学の道~賀茂の河原 

哲学の道 賀茂川

      ↑<上の写真をクリックすると、大きな写真になります>↑

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 京都東山に、足利八代将軍・義政が建てた銀閣寺があり、そこから

南へ、南禅寺に至るまでの、琵琶湖疏水の分線に沿ったの道を、

「思索の小径」のちに「哲学の道」といわれるようになりました。

その名は、有名な哲学者・西田幾多郎氏が、この道を歩きながら思索

にふけったということに由来しています。

 道の途中、東山に少し入ったところにある、庭園の美しい法然院

には、西田幾多郎が詠んだといわれる

「人は人 吾は吾なり とにかくに

       吾行く道を 吾は行くなり」

の歌を刻んだ石碑があります。


 さて、この琵琶湖疏水が、やがて賀茂川に流れ込みます。
 
 三条から四条にかけての、にぎやかな「鴨川」とは違い、高野川との

合流点である賀茂大橋以北の「賀茂川」は、市民憩いの場となっています。

 親鸞聖人は、常に

「親鸞、閉眼せば、賀茂河に入れて、魚に与うべし」

とおっしゃっておられました。

 死んだあとの、セミの抜け殻のような肉体の後始末(葬式・法事)に

力を入れるよりも、魂の解決をこの世で果たすことを、急ぎなさい、と

教えていかれました。

 住蓮、安楽が殉教した六条河原も、この流れの南になります。

 さまざまな歴史を思わずにおれない、賀茂の流れです。

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誕生日:10月31日

職 業:団体職員

趣 味:写真やビデオの撮影

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自己紹介:桜が好きで始めました

    親鸞聖人を心から慕ってます